熊本市職員2000人が不眠経験…「心の病」の恐れ1割超 : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)
熊本市が熊本地震の対応にあたる市職員を対象に、心身の異変などをアンケート形式で調査したところ、回答した約4000人の半数が寝付けないなどの不眠を経験し、余震に不安を感じていることがわかった。
回答者の1割超は、うつ状態や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などに陥る恐れが高いと判定された。専門家は「職員も被災者であり、心身の健康が悪化すれば復旧復興のブレーキにもなりかねない」と指摘している。(緒方裕明)
Copyright © The Yomiuri Shimbun.
うつ状態やPTSDなどに陥るリスクが高いとして、産業医の面談が必要と判定された職員は1割を超えていた。50歳代の職員に目立つといい、面談した産業医は、職責の重さや深夜勤務などが心身の大きな負担になっていると分析する。
Copyright © The Yomiuri Shimbun.