熊本地震関連の労災98件 転落事故が最多-熊本のニュース│ くまにちコム
熊本地震に関連した労働災害事故が16日現在、県内で98件に上ることが熊本労働局のまとめで分かった。原因別では、屋根や足場からの転落事故が最多。今月6日には初の死亡事故が西原村の災害ごみ仮置き場で起こっており、労働局は安全対策の徹底を呼び掛けている。
98件は休業4日以上の労災事故。このうち分類済みの80件をみると、地震発生時の事故が33件、復旧工事中の事故が47件だった。
地震発生時は(1)高温の油などとの接触11件(2)転倒10件(3)機械・備品との衝突3件-など。復旧工事中は(1)高所からの転落23件(2)落下物との衝突6件(3)機械装置の巻き込み、作業車両との衝突各4件-など。
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過労による労働災害は、今後表面化することでしょう。
取り返しのつかない過労死・過労自殺という結果を防ぎ、労働災害を軽減させるために、関係者の意識的な防止対策がいま求められています。